1973-04-10 第71回国会 参議院 予算委員会 第19号
○鈴木一弘君 これはやはり、価上がり待ちをしているという、値上げの原因にもなっているんじゃないかと思うんですが、なぜ、こんなに多く在庫しなければならないか、その理由は何でしょう。
○鈴木一弘君 これはやはり、価上がり待ちをしているという、値上げの原因にもなっているんじゃないかと思うんですが、なぜ、こんなに多く在庫しなければならないか、その理由は何でしょう。
ところが、それすらも、国内生産者の保護のためか、それでなければ、流通過程のどこかに消えてしまって、値下がりどころか、ものによっては価上がりさえするというありさまであります。 そこへ持ってきて、各種公共料金の一斉引き上げが行なわれる。一体、政府には物価上昇を抑えようという意思がほんとうにあるのかないのか。
まず、国鉄運賃の値上げ等の公共料金の引き上げが消費者物価を若干押し上げることは事実でありますが、最近の物価動向を見ますと、季節商品の落ちつきに加えて、工業製品の騰勢も鈍化を見ているなど、物価を取り巻く環境は好転しておりますので、一部公共料金の引き上げが一般物価の大幅な価上がりに波及することはないと考えております。
そうして、その価上がりの大半以上が食料費の値上げだ、それが家計に非常に大きな影響を来たしておる、こういうことをいっておる。同時に、こういうように生活が苦しくなったという原因は一体どこにあると思うかという問いに対しての答えが問題であります。政府の物価政策が貧困だから、こういう回答がトップで三七・五%を占めておる。
われわれは今回までのたくさんの委員会を通じて、農林省がいわれた、価格の指導を取りやめれば自由競争になって、価上がりをむしろ抑えることができる、こういうお話を少なくとも私どもも信用し、同時に、企画庁長官もそのような発言をしばしばされておったので、われわれもそのように解釈しておった。
中小企業や農林漁業等の近代化がおくれるということも結局物価価上がりの一つの原因だとも言われておりますけれども、また、中小企業がこのようにたくさん倒産しておる現状、こういう現状にあって、ひとつ中小企業に対するこれからの振興の考え方について一言お伺いしたいと思います。
何もしないじゃないか、どうして一体百円も二百円も毎月よけい出さなければならぬのか、この物価価上がりにわれわれは困るというのが国民の勤労階層大多数の声なんです。 時間の関係もございますから、給食従業員の資質向上と待遇改善については格段のひとつ御配慮をお願いしたい。いずれまた文教委員会等で機会がございましたら、この点については大臣にお尋ねをいたしたいと思うのであります。
さらに昭和四十年度の予算要求におきましては、過去昭和三十八年における実績を調査いたしまして、この実績に三十八年から三十九年までの一年間の価上がりをかけたものをもとといたしまして工事費を要求いたしております。用地費につきましては、過去のやはり三十八年の用地買収の実績に伴いまして、これに不動産研究所の全国の住宅地の値上がりの指数をかけました上昇率をかけたものをもって要求いたしております。
そればかりでなく、生産者のことしの米価決定につきましては、労賃及び物価等の価上がりがありましたので一万五千一円というふうにきめたのでございますが、こういうふうに生産者の米価をきめる、今度は非常に消費者の米価は安いということで、実は生産者のほうでも全部政府に売って、そうして買ったほうがこれは得になるというような逆ざやが相当出てきました。ある程度はこれは必要だと思います。
そうして価上がりムードを抑えつつ、公正な物価の上昇、国民の耐え得る、そうして所得の増加のその何分の一かの上昇はやむを得ませんが、そういう安定した上昇過程を、経済全体の上昇過程をとっていこうというのがわが党の政策であるのであります。個々の所管の大臣が、いまいつ上げると約束をしているわけではありません。
現在国際糖価が非常に高騰しておる、原糖が価上がりしておる。そこで輸入糖業の採算割れが起こってきているから、そこでビート糖業の採算を規制して、結局生産者価格を極力抑制する措置がとられたのだと、結局しわ寄せがそこへきたんだと、こういうふうに批判を強く持っているのですがね。この批判は私はある程度当たっているんじゃないかという感じがしますが、見解はどうですか。
○羽生三七君 そこで結局、構造上の問題ということになるわけですが、この物価価上がりの原因が構造上の問題という場合、これは高度成長政策を抜きにして私は論ずることはできないと思う。私は高成長を批判する場合には、先にもちょっと触れましたけれども、成長率だけを問題にしているわけではないのであります。これはさらにあとで詳しく述べます。問題はその高成長の性格、その内容であります。
同時に大企業の労働賃金が上がったために、引き続いて中小企業の、いままで非常に低廉であったものが、当然所得格差の是正という線からサービス料金その他が価上がりをしておりますが、そのうちのほとんど大半が人件費の増加によって占められておる。こういうような問題もございまして、いろいろな理由がございます。特にわれわれが消費をするものの質が非常に変わっております。
○山本伊三郎君 まあずばり聞きますけれども、砂糖が今一番価上がりで問題になっているのですが、砂糖の自由化について、これは農林省関係だと思いますが、新聞紙上では、もう四月やるとか五月やるとか言って、いろいろ問題を起こしたのですが、砂糖の自由化ということは踏み切りますか。その点どうですか。
それから税制調査会は、基礎控除を含めて四件に対して全部一万円ずつ上げることが好ましい――もちろんそうすれば、物価の価上がりに対しては十二分カバーできるだけではなく、実質的な面においても相当大幅な減税ができたことは、もう論を待たないのでございます。
それで減税の幅はどうかと、こういうふうにはなかなか比較はできませんので、われわれはいつも物価の価上がりのあった場合に、それを実質価値に還元して、その後の負担を見まして、どの程度の減税をするかという配慮だけは加えていくつもりでございます。
○政府委員(齋藤常勝君) ただいまの御質問は、現在の建築費の価上がりに対して補正措置をするかというお話のようでございましたが、公営住宅に関しましては前に大臣からも御答弁がありましたように、量小限度の補正措置をするという方針が固まりまして、その結果、いずれ国会に出ると思いますけれども、公営住宅並びに改良住宅に関しましては、値上がり分を考えた額を補正として追加するということによりまして、標準建設費をそれだけ
○有馬(輝)委員 ただいま具体的に検討に入っておるというお話でございましたが、先ほども申し上げましたように、最近の木材の価上がりというものは常識では考えられないんですね。御承知のように、とにかく東京木材市場の出来値を、ことしの初めとそれから二月の二十四日とを比較してみますと、一石当たりで杉の場合に三メートル、九センチ角で五千二百円が六千五百円にたっておる。
それから、糟糠類の中では、米ぬか、麦ぬかはふすまに次ぎましてその量といいましても大きいものでございますが、これは先ほど申し上げましたように、精麦の消費が減りましたための絶対的な供給量の減少のために相対的に価上がりを見せたこういうわけでございます。
たとえば、土地は持っておるけれども、価上がりを待ってこれを売らない、利用していない、こういう人たちに対しては、未利用者税――これは仮称ですけれども、そういう措置を一つ講じていくことも考えられるのじゃないか。